高槻市城南町の鍼灸接骨院

ハイボルテージ施術について

痛みが強い時や動きにくい時に、なぜハイボルテージ施術を使うことがあるのかを説明します。

ハイボルテージの理屈を大きく分けると

ハイボルテージ施術は、電気刺激を使って、痛みの感じ方・筋肉の緊張・動かしやすさに働きかける施術です。

痛みが強い時は、身体が守ろうとして力を入れ続けます。この防御反応が続くと、筋肉がさらに硬くなり、血流が落ち、動きも悪くなります。ハイボルはこの悪循環を一度ゆるめる目的で使います。

目的

電気で治すというより、痛みと筋緊張を下げて、手技療法や運動確認がしやすい状態を作る補助として使います。

1. 痛みの情報を変える理屈

痛みは、痛い場所から脳へ一直線に届くだけではありません。途中の脊髄や脳で情報が調整されます。

電気刺激を入れると、痛みとは別の感覚入力が入ります。その結果、痛みの信号が強く通りにくくなる、痛みを抑える神経系が働きやすくなる、といった説明ができます。

  • ゲートコントロール:触覚や電気刺激のような痛み以外の入力が入ることで、痛みの入力が相対的に弱まりやすいという考え方です。
  • 下降性疼痛抑制:脳から脊髄へ向かう痛みを抑える働きが関係すると考えられます。
  • 過敏になった神経を落ち着かせる:痛みが続くと神経が敏感になりやすいため、刺激の入れ方を変えて反応を整える目的で使います。

2. 筋肉の防御収縮をゆるめる理屈

痛みがあると、身体はその場所を守ろうとして筋肉を固めます。これを防御収縮のように考えると分かりやすいです。

守るための反応なので最初は必要ですが、長く続くと筋肉が硬くなり、関節が動きにくくなり、さらに痛みが出やすくなります。

痛み筋肉が守って固まる血流低下・可動域低下さらに痛みやすい

ハイボルは、このループの中で「筋肉が力を抜きやすい状態」を作るために使います。

3. 深い部分に刺激を入れやすい理由

電気刺激は、皮膚の抵抗や筋肉の厚みの影響を受けます。ハイボルテージは高めの電圧を使い、短いパルスで刺激を入れるため、比較的深部へ刺激を届けやすいと説明されることがあります。

ただし「深く入る=必ず効く」ではありません。大切なのは、どこに刺激を入れるか、どの強さで入れるか、その後に動きがどう変わるかです。

4. 手技療法につなげる理由

痛みが強い状態で無理に動かしたり押したりすると、防御反応が強くなって余計に力が入ることがあります。

先にハイボルで痛みや筋緊張を落ち着かせると、手技で確認できる範囲が広がりやすくなります。施術後に「どの動きが楽になったか」「どの動きがまだ痛いか」を見て、次に必要な施術を判断します。

急性の痛み

痛みが強く触りにくい時、まず痛みの感じ方を落ち着かせる目的で使います。

筋緊張が強い時

力が抜けない部位に刺激を入れ、手技が入りやすい状態を目指します。

可動域が悪い時

動かす前後で可動域を確認し、変化を見ながら施術方針を考えます。

5. 注意が必要なケース

ペースメーカーを使用している方、妊娠中の方、皮膚に強い炎症がある方、感覚が分かりにくい部位、強いしびれや麻痺がある場合などは、使用できない・または医療機関での確認を優先することがあります。

電気刺激が苦手な方、不安がある方は、弱める・使わないなど調整できます。

ご予約・ご相談

症状や施術内容について不安がある方は、LINEまたはお電話でご相談ください。

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