高槻市城南町の鍼灸接骨院こばやし鍼灸接骨院

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肩が上がらない・夜間痛

四十肩・五十肩にお悩みの方へ

四十肩・五十肩では、肩を上げる、服を着る、背中に手を回すといった動きでつらさが出やすく、夜間痛がみられることもあります。関節包の炎症や拘縮だけでなく、肩甲骨・胸郭の動き、周囲の筋肉の緊張、日常動作の負担など、複数の要因が重なって動かしにくさが長引くことがあります。

肩の痛みで肩を押さえている女性

こんな症状はありませんか?

※五十肩は一つの筋肉だけが原因で起こるものではなく、肩関節包の拘縮、肩甲骨や胸郭の動き、周囲の筋緊張などが重なって症状が続くことがあります。

五十肩は、複数の要因が重なって起こることがあります

一般に「五十肩」と呼ばれる状態では、肩関節包の炎症や拘縮が中心になることが多いですが、それだけで説明できないケースもあります。痛みで肩をかばうことで肩甲骨の動きが小さくなったり、肩甲上腕リズムが崩れたり、胸郭の動きや周囲の筋肉の緊張が加わって、さらに動かしにくくなることがあります。

関節包の炎症・拘縮

いわゆる凍結肩・癒着性関節包炎の中心病態として、関節包が厚く硬くなり、動きが制限されることがあります。

肩甲骨・胸郭の動き

肩甲骨や胸郭の動きが小さくなると、肩甲上腕リズムが崩れ、肩関節へ負担が集中しやすくなります。

周囲の筋肉の緊張

棘上筋を含む腱板、三角筋、胸の筋肉、首肩まわりのこわばりが、痛みや動かしにくさに関わることがあります。

日常生活の負担

家事、仕事、睡眠姿勢、動かさない期間の長さなども、症状の長期化に影響することがあります。

※つまり、五十肩を「主に棘上筋の炎症だけ」とは決めつけず、関節と周囲組織をまとめてみることが大切です。

肩関節の構造

肩関節は、上腕骨頭と肩甲骨の関節窩で構成され、そのまわりを関節包や靱帯、腱板が支えています。肩は大きく動く反面、周囲の組織のバランスに影響されやすい関節です。

肩関節の関節包や腱板を示す解剖図
肩関節は骨だけでなく、関節包、靱帯、腱板など多くの組織で支えられています。

なぜ痛みや動かしにくさが出るのか

五十肩では、関節包が炎症を起こしたり、厚く硬くなったりすることで、肩甲上腕関節の動きが制限されることがあります。その結果、肩甲骨の代償運動が増え、肩甲上腕リズムが崩れ、周囲の筋肉へ余計な負担がかかりやすくなります。

また、棘上筋を含む腱板や三角筋、胸の筋肉、首肩まわりの筋緊張が重なると、さらに痛みやこわばりが長引くことがあります。

肩関節包の拘縮や周囲組織の負担で五十肩の痛みが出る仕組みを示す図
関節包の拘縮を中心に、周囲の筋肉や動きの崩れが重なって痛みや可動域制限につながることがあります。

正常な肩関節との違い

正常な肩関節では、関節包にゆとりがあり、肩甲上腕関節が滑らかに動きます。五十肩では、関節包が厚く硬くなり、肩の動きが制限され、動かすたびに痛みを伴うことがあります。

正常な肩関節と五十肩の肩関節の比較図
左が比較的正常な肩関節、右が関節包の炎症や拘縮がみられる肩関節のイメージです。

五十肩でみられやすい症状 / 別の要因も考えたい症状

五十肩でみられやすい症状

  • 肩を上げる・後ろへ回すとつらい
  • 夜間痛があることがある
  • 服の着脱や洗髪がしづらい
  • 自分で動かしても、他人に動かされても可動域制限が目立つ

別の要因も考えたい症状

  • 首から腕へしびれが広がる
  • 肩を動かさなくても激痛が続く
  • 外傷後から急に痛くなった
  • 腫れや熱感が強い
  • 特定の動作だけで痛み、他動可動域は比較的保たれる

まず病院を優先したいサイン

腱板断裂、石灰沈着性腱炎、骨折などの確認が必要な場合があります。強い痛みや外傷後の症状は、まず整形外科などでご相談ください。

当院で確認すること

診断名だけで判断せず、痛みの出方、可動域、自動運動と他動運動の差、肩甲骨・胸郭の動き、周囲の筋緊張、日常生活で困っている場面を確認します。

痛い動きの確認

上げる、横に開く、後ろへ回すなど、どの動きでつらいか確認します。

肩甲骨・胸郭の動き

肩だけでなく、肩甲骨や胸郭の動きが小さくなっていないか確認します。

筋肉のこわばり

腱板、三角筋、胸や首肩まわりの筋緊張を確認します。

日常生活動作

家事、仕事、睡眠姿勢、動かさない期間の長さなども整理します。

当院で行う施術について

当院では、肩関節だけでなく肩甲骨・胸郭・首肩まわりまで確認し、状態に合わせて手技・ハイボルテージ・鍼灸を組み合わせます。

関節包の拘縮や周囲筋の緊張がある場合は、痛みを強くしない範囲で筋肉をゆるめ、肩甲骨や胸郭が動きやすい状態をつくります。肩へ集中している負担を減らし、動かしやすさを取り戻しやすい環境を整えることを目指します。

炎症が強い時期は無理に動かさず、時期と症状に合わせて刺激量を調整します。回復段階では、肩甲上腕リズムや日常動作の使い方も確認します。

よくある質問

五十肩は棘上筋の炎症だけで起こるのですか?

そうとは限りません。棘上筋を含む腱板の負担が関わることはありますが、一般に五十肩では関節包の炎症や拘縮が中心になり、肩甲骨や胸郭の動き、周囲の筋緊張など複数の要因が重なることがあります。

肩甲骨の動きが悪いと五十肩になりますか?

肩甲骨の動きの悪さだけで決まるわけではありませんが、肩甲上腕リズムが崩れ、肩へ負担が集中しやすくなることはあります。

五十肩は自然に治ると聞きましたが、放っておいていいですか?

自然経過で変化することはありますが、長く動かしにくさが残ることもあります。日常生活で困っている場合は相談をご検討ください。

鍼は五十肩に向いていますか?

向いている場合があります。刺激の感じ方や時期によって調整し、無理にすすめることはありません。

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